【いつ死ぬかわからない!】事故にあって死ぬかと思った話。

opinion

実はね、サイパン滞在中に交通事故にあったの。今これを書いてるということは、全然無事だったんだけど。とにかくこわかったし、死んじゃったらどうしようかと思ったの。

交通事故は絶対に合わなくて良い経験だけど、事故にあって感じさせられたこともあるから、今回はそんな気持ちを綴ってみようと思う。

交通事故にあう。

そう、この事故はサイパン滞在中。海外で事故にあいました。友達とバーで飲んだ帰りに、友達が車で送ってくれました。

そんな帰り道に、「バーーーン!!」って音がして、気づいたら道路の端っこに車が移動してました。なんと暴走トラックに突っ込まれて、私たちの乗ってる車がペシャペシャに・・・。しかも私は後部座席にいたという。

目撃者もいて、すぐに警察を呼んでくれて、然るべき手続きを雨の降る中しました。白いワンピースをきていたので、雨の跳ね返りで、洋服の裾も汚れてたけど、そんなの気にならなかった。翌日脱ぎ捨てた洋服見てびっくりした。

しかもその暴走トラックは、私たちにぶつかった後も、街路樹のヤシの木をなぎ倒し、どこかへ逃げてしまったの。目撃情報もあって、会社のトラックだったので、すぐに見つかるだろうとのこと。

ちなみに私たちは、左折レーンにいて曲がるところで、ハンドルを左に切り始めた時にぶつかられたので、乗ってた車は左にそれたんだけど。もし、直進してたら、次にトラックがぶつかったヤシの木との間に挟まれて、もっとひどいことになってたかもしれない。まあ事故の状況は簡単にそんな感じ。

で、事故が起きた後、友達たちと解散して、コンドミニアムへ戻ったんだけど。なんか気力がなくて、洋服脱いでメイクだけ落として、ベッドに潜り込んだの。

ここにきて、とんでもない“恐怖”が襲ってきた。目をつむると心臓がバクバクしてるのがわかる。それで朝まで寝れなかった。

それで、色々なことを考えてしまったわけです。

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“死”について考える。

とにかく震えてた。何がって、死ぬかと思ったから。死んでたら、この瞬間にsaoriとしての人生終わっちゃってたんだ。え、無理。やだ。まだ死にたくない。考えれば考えるほど、こわくて。これから車恐怖症、交差点恐怖症になるんじゃないかと思った。(今はもうそんなにこわくないよ)

でもそれと同時に、本当に生きてて良かったって思って、普通に1人でベッドの中で号泣した。これを書いてる今も泣きそう。

ちなみに交通事故にあう数分前まで、バーで友人と話していたのは、サイパンをどうしたら盛り上げられるかなって話しをしてたの。全然仕事とかじゃなくて、サイパンで知り合って友達になった人たちと、サイパンが好きになったから何かできないかなーって。そんな有意義な未来の話しをした後だったんだよね。

私はまだやりたいことたくさんある。世界中旅して、もっとたくさんの絶景や人々や文化に触れたい。自由に生きる幸せをもっと広めたい。過疎化の島を再生するプロジェクトを成功させたい。細かいこと言えば、2019年のバケットリストだけで120個もある。まだまだ死ねないんだ。

でも、本当に自分が思ってもいないタイミングで死ぬかもしれない。それがこのタイミングだったとしたら、私はきっと空の上で後悔していると思う。やりたいことに全力で挑めていなかったから。

だから1分1秒を大切に、やりたいことがあったら我慢しないでやる。チャレンジしたかったらする。そういう人生の選択をしなくちゃいけないと思った。

めちゃくちゃ楽しいサイパン生活。友達もできて、楽しくバーで夢なんか語ってたら。急に外は雨。トラックに突っ込まれて死にかける。本当に“なんて日だ!!”って言ったよ。でもこの経験は必ず私のためになる。

だってね、私は俗に言う成功した人の本を読むのが好きなんだけど、そういう人って大体1回くらい死にかけてる。あ、これで私も成功する人の仲間入りだって。ポジティブすぎるけど。死の本当の恐怖を知ってるからこそ、全力で生きれる気がする。

そんなことを思った夜でした。

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これを書いたわけ。

なんでこんな事故にあって死にかけたことをわざわざ記事にしたのか・・。

1つは、私自身がこの時の気持ちを忘れないために。こんな経験2度としたくないし、できないから。この時の感情をちゃんと残しておきたくて書きました。

もう1つは、みんなにも知って欲しかったからです。私が2019年3月に死んでたかも。そうしたらもうみんなとは会えなかった。そして、それはあなたの身に普通に起きる可能性があるということ。

だから、もしやりたいことやチャレンジしたいことがあるなら、迷わずやって!1ヶ月後に死ぬってわかってたら、やりたいこと我慢しないでしょ?チャレンジに失敗しても、死なないから。それが伝えたかった。

そしてこの記事を公開したのが、事故から1ヶ月くらい経ってるんだけど(上部の記事を書いたのは事故の翌日)。それは、サイパンのPRをしていたので、余計な心配をみんなにさせたくなかったのと、後遺症がなく本当に無事だとわかった上で、報告したかったの。

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さいごに。

まさか自分が死にかけるって思わなかったから、本当にこの夜はびっくりした。そしてみんな無事で本当によかった。そして関係各所、心配とお手数をおかけしました。

小さい時から“死”が1番こわかった。だからどんな緊張する時も「死ぬわけじゃない」、いじめられた時も「死ぬわけじゃない」、失敗して怒られたときも「死ぬわけじゃない」って念じたほど。

ちょっとしたことで死ぬわけじゃない。けど、ちょっとしたことで死ぬかもしれない。だからこそ生きているだけで、こんなにも幸せなんだって実感。

今日も暖かくて気持ちが良いなー。